オウル住宅フェア2025に
行ってきました!
フィンランド流ライフスタイルと現代ログハウス
こんにちは!Honka Japan Techチームです。
今回は、フィンランド・オウル市で開催された
「 オウル住宅フェア2025(Asuntomessut)」の様子を
レポートします。
住宅フェアとは?
フィンランドの住宅フェアは、単なる住宅展示ではなく「実際の
暮らし」を体験できるイベントです。展示された住宅は会期後に
そのまま居住用として使われ、周辺の公園なども整備されるた
め、公開時点で既にひとつの「まち」として機能しています。
生活のリアルさや街づくりの過程が感じられる点が特徴で、
住宅は閉幕時にはほぼ完売し、多くの家族が入居を予定していま
す。このフェアは毎年異なる都市で行われる国内最大級の住宅・
建築イベントとして定着しています。2025年はオウルで7月
18 日から約1か月開催され、自然と都市が調和するエリアに約
2 5 棟の住宅やサウナ建築が並びました。サステナブルな暮ら
しやスマートホーム技術が紹介され、約65,000人が訪れました。
フィンランドの伝統とモダンが融合したログホーム
中でも、ひときわ目をひいたのがホンカが出展した「コンメリ
(Kömmeli)」。フィンランド北部の海岸建築をモダンに再解釈
したログハウスで、外観は北欧の伝統建築に多くみられる赤で
塗装されています。名前の「Kömmeli」は、フィンランド語で
「小さな建物」を意味し、この家のご主人の幼少期の記憶から
名づけられたとのこと。フィンランド産ポーラーパインの木の
香りや柔らかな音響、自然光を取り入れた設計が、心と体を
リラックスさせます。日本での販売はまだですが、Honkaフィン
ランド本社で販売しているCLTログで建てられています。また、
「Honka Healthy House™」の考え方に基づき、体に害の少ない
材料や、室内の空気をきれいに保つための厳しい基準をクリア
した建材を使用しています。
二階建てサウナは圧巻
この住宅のハイライトは、なんといっても二階建てのサウナ!
二層構造になっている古典的なフィンランド式「ロフトサウナ
(parvisauna)」を採用。また、日本の温泉スタイルを意識し、
洗い場は座ってゆっくり体を洗える設計にしたそうです。
サウナには約400kgの石を使った巨大なストーブが設置され、
照明もすべてオリジナルデザイン。そして、テラスを介してサ
ウナスペースにアクセスする動線は、まさにフィンランドら
しいスタイル。屋外と屋内が自然につながる設計は、日常の
サウナ習慣をより豊かにしてくれます。
カラーとディテールのこだわり
インテリアは、スモーキーブルーとペトロールブルーをアクセント
に使い、パイン材のナチュラルな色味と絶妙なバランスを取って
います。子ども部屋や暖炉にもこのカラーが使われていて、
家全体に統一感と遊び心が感じられます。
また、大きな引き戸で寝室エリアを分けたり、景色を切り取る
窓配置など、細部まで設計者のこだわりが光ります。
庭と外構も「フィンランドらしさ」満載
庭には、ハーブや、ベリー類などが植えられ、まるで「モダンな
田舎の家」。ウッドテラスにはアウトドアキッチンも設けられ、
休日の楽しみ方まで提案する演出がなされていました。
ホンカ以外の注目展示
ホンカ以外のエリアでは、薄い板を何枚も重ねてつくる大きな
木のパネル(クロスラミネートティンバー)を全面的に活用した住宅
が展示されていました。仕上げや手すりに至るまでクロスラミ
ネートティンバーで構成され、素材の可能性を感じさせる建築で
す。その隣にはハンドカットログの
小さなサウナ小屋も併設され、
クロスラミネートティンバーのモダ
ンな雰囲気と、昔ながらのログハ
ウスの温かみが心地よく調和し
ていました。こうした多様な木の
建築が街並みとして立ち並ぶの
は、「街ごとモデルハウス」が実現
する、フィンランドの住宅フェアなら
ではの光景でした。
まとめ
オウル住宅フェア2025 は、ログハウス好き、北欧ライフスタイル
に興味がある方にはたまらないイベントでした!
コンメリは、これからの日本の住宅にもヒントを与えてくれ
ます。フィンランドでは、自然の中での快適な暮らしを大切にし
ながらも、モダンな技術や素材の活用にも積極的です。 その
象徴とも言えるのが、C L T ログ(ノンセトリングログ)。 この
ログ材は、従来のログハウスに必要だった「セトリング(沈
み込み)」を考慮せずに設計できるため、ガラスや金属、石
材など他素材との組み合わせがしやすく、デザインの自由度
が大きく広がります。 日本での販売はまだですが、今後のロ
グハウスの可能性をさらに押し広げ、多様なライフスタイル
を支える存在になると期待されます。



