注目のフィンランド北部ラップランド観光──ラグジュアリーな滞在体験が可能な キデ・ロッジズ
目次
・自然と共生するリゾート建築
・ラップランドへの投資が加速
・オーナーとの密な連携によるリゾート開発
フィンランド北部地方ラップランドの大自然に抱かれた地に、上質なレンタルロッジのリゾート「Kide Lodges(キデ・ロッジズ)」が誕生します。建物はすべて、フィンランド産の自然素材であるホンカのログで建てられました。世界的にラップランド観光の需要が高まる中、キデ・ロッジズは、自然と調和した高級宿泊施設として、国際的なニーズに応える持続可能な観光インフラの一翼を担っています。
自然と共生するリゾート建築
キデ・ロッジズは、ユッラススキーリゾートに近いユッラスヤルヴィに位置し、4棟のラグジュアリーロッジと独立したサウナ・スパ棟からなるリゾートです。建物はすべて、人と環境にやさしいホンカのログ材を使用。フィンランドの自然や周囲の景観への配慮が、設計や施工の随所に表れています。宿泊定員は最大50名。上質な滞在を求める国内外の旅行者に応える新たな選択肢として注目されています。
「キデ・ロッジズは、ラップランドとユッラス、そして高品質な建築への愛から生まれました」と、プロジェクトの共同出資者であるトゥオマス・ノウシアイネン氏は語ります。「この地の国立公園や手つかずの自然への敬意を大切にしながら、私たちの想いを形にしました。」
ラップランドへの投資が加速
キデ・ロッジズの構想は、ノウシアイネン氏をはじめ、ペトリ・イソタルス氏、ヤーッコ・サロヴァーラ氏、トーゥッカ・ムルト氏の4人が、ラップランドで高品質なバケーションハウスを実現したいという夢を共有したことから始まりました。スキーイン・スキーアウト(スキー場に直結)の立地や機能的な動線設計など、アクティブな旅行者にとって快適に過ごせるよう細部まで考え抜かれた設計が特長です。フィンランド産の内装素材を使い、大きな窓からはラップランドの大自然が日常の一部のように広がります。
不安定な世界情勢にもかかわらず、ラップランドの観光市場は驚異的な回復力を見せています。澄んだ空気や多彩なアクティビティを求め、世界中から年間を通じて旅行者が訪れます。特にハイシーズンには、高級ロッジの1週間のレンタル価格が数百万円に達することも珍しくありません。ラップランドが「安全でエキゾチックな旅先」として確固たる地位を築いている今、キデ・ロッジズのようなラグジュアリーリゾートは、旅行先としても、投資対象としても、大きな注目を集めています。
オーナーとの密な連携によるリゾート開発
この野心的なプロジェクトには、信頼できるパートナーが必要不可欠でした。サステナブルな木造建築のパイオニアであり、地域密着型の開発に長年取り組んできたホンカは、まさに理想的な協力相手でした。
「この規模の難易度の高い建築を手がけられる会社は、フィンランド国内でも限られています。ホンカとは企画段階から継続的に対話を重ね、信頼関係を築いてきました。」とノウシアイネン氏。
木材には、自然素材でありながら健康にも良く、長い年月を経ても色あせない耐久性をもつフィンランド産ログが採用されました。これらはすべて、キデ・ロッジの価値観の核となる要素でもあります。プロジェクト全体を通じて、オーナーとホンカとの密な連携が鍵となりました。
「こうしたプロジェクトは、オーナーとの信頼関係なくしては成り立ちません。ご相談は、できるだけ早い段階でいただくのが理想です。できるだけ早い段階から私たちが関わることで、より良い提案ができます。」と、ホンカのテロ・ピルッカネン氏は語ります。
キデ・ロッジズ(英語)(2025年秋オープン予定)